「コーチ、これってどうすればいいんですか?」
練習中、そんな声が聞こえてくると、つい笑ってしまいます。
というのも、子どもたちは「答えがある」と思っているけれど、実はその練習、正解を教えるものではないからです。
私たちeverydropが大切にしているのは、“考える力”を育てること。
バレーボールは「言われた通りに動けばOK」なスポーツではありません。
1球ごとに状況が変わるからこそ、自分で判断し、動く力が大切になります。
たとえば、everydropではこんな練習があります。
後ろから上がってくるボールに対して、
「自分が取るのか、仲間に任せるのか」──それを一瞬で判断しなければなりません。
しかも、ただ動くだけではありません。
どこを見るのか、どう動くのか、いつ反応するのか。
「何を感じて、どう判断するか」を問われるような練習が、日々の中に仕込まれています。
最初は戸惑っていた子も、
「相手のトスを読むようになった」
「仲間の声を聞いてポジションを変えた」
「次の展開を予想して先に動いた」──
そんな小さな変化が、自然とプレーに表れるようになっていきます。
コーチが「そうしろ」と教えたわけではありません。
自分で見て、感じて、動いて、うまくいったときの喜びが、次の挑戦への意欲につながるのです。
everydropの練習は、「考えろ!」と強制するものではありません。
子どもたちが「考えたくなる」ように、問いかけや仕掛けを工夫する。
その積み重ねが、バレーボールだけでなく、人生にも通じる判断力や対応力へとつながっていくと信じています。
